第31章 犯人探し

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 アフガニスタンからのソビエト軍の撤退10年後の今日、文字通りそれに踵を接して引き続いた顕著に近代化され、遥かに好戦的なイスラム過激派は、全人類にとって危険となり、20世紀のこのゴーレムの産物の同定は、特別な意義を獲得している。当課題は、何よりも、アフガン戦争事件からの教訓が西側諸国によっても、ロシアによっても引き出されなかったため重要である。

 アフガニスタンでのイスラム原理主義の発展及び強化におけるワシントンとエル・リャドの役割については、既に少なからず語られた。イランとパキスタンも、物的にも、イデオロギー面においても、現地イスラム教徒に莫大な支援を提供した。ペルシャ湾岸諸国、エジプト、中国及び欧州諸国すらも、このプロセスにおいて、少なからない役割を演じた。それにも拘らず、運命は 、 これらの「スポンサー」に容赦なく復讐した。ギリシア神話の血に飢えた悪意ある復習の神、エリニュスのように、90年代に解き放たれたイスラム過激主義は、多かれ少なかれ各々を撃破して、その誰も を容赦しなかった。

 しかしながら、特にカブールへの「兄弟の援助」提供に関するソビエト指導部の決定が、アフガン国内の不和を全イスラム世界の「聖戦」に変え、パレスチナ人アブダッラ・アッザムのような「全世界的ジハード」の理論家の出現に好都合な環境を創出した以上、アフガン型イスラム原理主義の形成及び拡散に対する主な責任は、やはりモスクワにある。1989年のアフガニスタン領土からのソビエト軍の撤退ですら、叙述したプロセスにおいて、破滅的な役割を演じた以上なおさらである。アフガン原理主義者とそれを助けた全イスラム世界からの義勇兵は、巨大なソビエトに対する勝者となり、このことは、彼ら自身とそのイデオロギーの人気の急成長をもたらした。ソビエト連邦にとって、アフガニスタンでの戦争実施及び現地傀儡政権の支援への莫大な財政支出だけではなく、ソビエトのムスリムの宗教感情の覚醒も、主要な損害となった。当時創出された好適な土壌に入った宗教過激派の種は、ロシアが今日北カフカーズで全て刈り取っている奇妙な芽を出した。

参考:

 独立獲得後、トルクメニスタンは、地域経済協力の最大の中心地の1つに変わり、最も重要なのは、この国が エネルギー資源及び鉱物の巨大な埋蔵を保有していることである。最も控えめな評価によれば、そのガス田の総規模は、クウェートのガス埋蔵量とのみ比較し得る13兆立方mに、油田は2億1,300万tに達する。そして、これらの指標は、新しい産地の探査のため、著しい増加傾向を有している。つまり、トルクメンの石油ガス産業・鉱物資源相ゴチムラド・ナザハノフは、かつて、彼の国が21兆立方mのガスと65億tの石油を保有していると表明した。比較として、1997年初め、石油輸出国機構(OPEC)は、全アラブ諸国のガス埋蔵量が32兆立方mと評価されるという情報を公表した。このようにして、トルクメニスタンは、少なくとも、この量の3分の1以上を保有している。その外、その領土には、非鉄金属及び貴金属、硫黄その他の鉱物の大産地が位置している。上記の全て、並びに中央アジアの心臓部、カスピ海沿岸における有利な地理的位置は、トルクメニスタンをその地政学及び経済的利益が当地域に広がっている国側からの積極的な配慮の対象にしている。

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最終更新日:2004/04/09

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