アルジェリアの特殊部隊

内務省

■国家保安総局(DGSN)の部隊

○共和国保安部隊(URS − Unités Républicaines de Sécurité)

 部隊は、当初、公共秩序の執行と特定基地の防護を任務とした。テロリストの脅威のため、緊急介入及びCT部隊に適応及び改編せざるを得なかった。1992〜93年以前、CT任務を専門とした有効な部隊が存在しなかったことに注意すべきである。

 URSの主要施設と指揮センターは、アルジェのEl Hamiz兵舎に駐屯している。URSは、約45個作戦部隊、言い換えれば、各地域部(ウィラヤ)にほぼ1個作戦部隊を数える。各部隊は、4個介入班と1個指揮・支援班に組織される。

 URS司令部は、爆破装置と地雷の処理を任務とする爆発物活動中央勤務(SCAP)(爆弾処理班)も担当している。

 時間の経過と、テロ対策で得られた経験と共に、当該任務は、特にこの目的のために創設された他の警察勤務にも移転された。以下の部隊が存在する。

○司法警察機動班(BMPJ − Brigades Mobiles de la Police Judiciaire)

○犯罪対策中央局(SCRB −Service Central de Répression du Banditisme)

■地域保安調整局(DCST)の部隊

 DCSTの特殊グループは、内務省の防諜勤務である(アルジェリアの主要CI機関は、DRSである。)。

国防省

■国家憲兵(Gendarmerie Nationale)の部隊

 国家憲兵は、準軍隊である。

○特殊介入支隊(DSI − Détachement Spécial d’Intervention)

 突入・緊急介入部隊。

○特殊旅団(Brigade Spéciale)

 「第127旅団」とも呼ばれる。

○共和国親衛隊(Garde Républicaine)

 憲兵のエリート軍団は、何よりも広い観点からの大統領の警護と、大統領の行楽の警護を担当する。儀杖隊としても行動する。

■研究・保安部(DRS)の部隊

 DRSは、国内保安、防諜、軍事保安及び情報収集を任務とする主要情報機関である。DRS又はその組織に関する利用できる情報源は余りない。以下の従属部隊が知られている。

○勤務行動の特殊部隊

 各級レベルの機密任務を担当する。類似部隊は、DRSの他の下位局(CIのような)に従属している。

○特殊介入グループ(GIS − Groupe d’Intervention Spécial)

 1970年代末に創設され、その存在は、1992年6月29日、GISが大統領警護勤務を後援していたAnnabaで、この部隊の少尉がBOUDIAFを殺害するまで、長い間秘密が保持されていた。

 この事件にも拘らず、部隊は、秘密に包まれたままである。GISが特に駐屯するアルジェでの多くのCT任務に効果的かつ上首尾に参加していることが知られている。アルジェから50km、Blidaにも施設が存在する。

軍事部隊

 陸軍、空軍及び海軍間の違いが相対的なアルジェリア軍の組織のため、3軍種の軍事特殊部隊は、互いに協力し、訓練施設を共有している。空軍は、他軍種の作戦のための航空機とヘリを提供する。Biskraの学校は、3軍種の特殊部隊の訓練用だと長く知られている。

■陸軍部隊

○サーイカー(コマンド)

 アルジェリア各地に駐屯。時折、他種の特殊部隊と協同でCT作戦に参加する。これらの部隊は、アルジェ南西75km、Medea Wilaya、Bougharで編成されている。

○「特殊部隊」

 空挺部隊、空中襲撃及び偵察部隊と、いくつかの専門襲撃及び戦闘グループ(その名称は、秘密のままである。)を含む。

 有名な部隊は、第18空挺コマンド連隊(18 Régiment Parachutiste Commando)で、アルジェ南東330 km、Biskraの特殊部隊実行学校で訓練及び編成されている。

■海軍部隊 (Marine Nationale)

 海軍の特殊部隊は、1)いわゆる海兵ヒュージリア兵と、2)攻勢(戦闘)潜水夫を含む。両部隊は、アルジェ東方250km、Jielの学校で訓練される。

■空軍部隊

 空軍の特殊部隊は、見たところ空挺部隊に似ているが、実際には空中機動である「空軍コマンド・ヒュージリア兵」である。空軍基地の保安及び防護部隊として行動する。

 これらの部隊は、アルジェ南西485km、Mechriaの空軍教育センター(CIFA)で訓練される。

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最終更新日:2003/09/04

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