インドの偵察衛星
 

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 インドの技術実験衛星(Technology Experiment Satellite − TES)の成果は、衛星スパイ領域で利用され得る。少なくとも、インドの官僚は、衛星から「素晴らしい写真」が得られたことを確認している。南部に位置するインドの宇宙研究機構は、戦略的理由を引用して、現在のところ、この衛星プロジェクトを秘密にしている。「我々には、現在のところ、政府の承認がない」と、同官庁では語られた。

 実験衛星(TES)は、10月に東海岸のシハリコトから打ち上げられ、世論によれば、スパイ衛星打上の完全運用の先駆けである。

 解像度1mのカメラから撮られた最初の写真は、 寺院の写真である。「得られた寺院の写真は、幻想的だ」と、宇宙研究機構の専門家は歓喜している。この写真は、先週、バジパイ首相に閲覧され、彼女はこれに歓喜した。国防省の官僚は、今、インドはパキスタン国境のトラックの移動すら撮影できると考えている(インドは、カシミール領土紛争のため、パキスタンと3度戦争を行った。)。

 インドのスパイ衛星は、3フィート以上の物体を発見することができる。このようにして、インドは、精度1m以下の衛星写真を得られる国の短いリストに加わった。そしてこれは、パキスタンに対するスパイの外、地図作成及び測地に利用できる。今、インドは、現在のところ、2つの良く知られた衛星、フランスのSpotとアメリカのLandsatしかない10億ドルと評価される衛星写真市場へのアクセスを得た。

 インド宇宙研究機構の部署、Antrix Corporationは、昨年、ほぼ700万ドルで宇宙からの写真を販売した。写真は、全世界に位置する9ヶ所の国際地上局から、TESを除外した5基の高感度衛星により伝達される。

 実験成功を考慮して、Bangaloreに位置する宇宙研究機構の衛星センターは、スパイ衛星として利用できる航空写真機を生産しようとしている。

 それにも拘らず、宇宙研究機構は、そのプログラムが民間の方向性を有し、スパイ用衛星の生産とは無関係だと表明した。同機構の長官カストゥリランガン(K.Kasturirangan)博士は、TES打上後、「これは、我が国の安全保障の利益に従い、民間目的で使用されるだろう」と表明した。

 重量1,008kgの衛星は、44mのロケットにより打ち上げられ、欧州宇宙局とドイツの更に2基の小型衛星も極軌道に乗せられた。

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最終更新日:2004/04/09

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