2002年度イラン経済

 BBCの政治評論家カウェ・オミドワルいにょれば、10月14日火曜日、イラン大統領モハメッド・ハタミは、国の経済、社会及び文化発展の第3期プログラムの遂行第3年度の成果に関して、メジリス代議員の前に報告した。

 法に従い、大統領は、毎年、国の5ヵ年発展プログラムの遂行過程に関する報告書をメジリス代議員に提出する義務を有する。

 その報告書の冒頭で、ハタミ大統領は、「当該報告書のおかげで、国民は、我々が欲しないこと、できないことを理解することができる」と表明した。5ヵ年発展プログラムの第3年度の報告中、イラン大統領は、国の2002年度の経済状態を描写した。

■失業

 ハタミ大統領の言葉によれば、15歳から29歳までの青年が、イラン国民の3分の1に当たる。国内の青年数の増加は、多産が奨励され、シャリアート法 と一致しない出生率の規制プログラムが維持されなかったイスラム革命後の最初の10年間の人口増加と関連している。

 国の第3期発展プログラム遂行の最初の3年間(2000〜2002年)、イランの労働人口は、3,940万から4,230万人にまで増大した。その内、290万人は、仕事探しに従事している青年が構成している。

 中等、職業及び大学教育システムの発展、その他若干の好適な社会及び文化要素にも拘らず、毎年ほぼ80万人の労働参入は、イラン経済に重圧をかけている。

 提出されたデータに基づき、過去3年間に渡って、就業保障プログラムが政府により81%しか遂行されていないことが明らかになりつつある。国の第3期発展プログラムの目的が達成されるために、政府は、残り2年間(2003〜2004年)に、年平均90万4千の追加の職場を創出する ことを意図している。

 イラン情報・統計センターのデータによれば、2000、2001及び2002年度の失業水準は、各々14.25%、14.2%及び12.8%に等しかった。ハタミ大統領の指摘によれば、2002年度のこの指標の低下にも拘らず、国内の失業者数は、250万人に達する。

 それと共に、専門家達は、失業の実水準が公式のものを超えると考えている。彼らは、算定の際に考慮されていない隠れた失業が更に存在すると指摘している。

 次の5年間で、職探しに従事する者には、更に900万人が加わるものと予想される。どう見ても、政府は、この関係において、非常に困難状態にある。

 更に、ハタミ大統領は、当プログラムの3年間で、プログラムでは18%の増加が規定されているが、現金の流通量がほぼ30%増加したと表明した。通貨量の増加は、インフレの成長 をもたらし、2000、2001及び2002年度におけるその水準は、各々6.12%、12.4%及び15.8%に達した。この際、若干の専門家の意見によれば、 政府が発表したインフレ水準は、明らかに低い。実際のインフレ水準は、著しく高い。

■対外貿易

 2000年(第3期プログラムの初年度)から着手された措置を列挙しつつ、ハタミ大統領は、統一為替相場の導入、関税外障壁の段階的撤廃、民間銀行の創設、 取引市場の発展、地域及び商品取引所の創設、外資法の採択及び遂行を挙げた。

 ハタミ大統領の言葉によれば、商品及びサービスの輸入は、2002年、57億ドルまで成長した。この1年間で、輸入は、前年度と比較して41%多い43億1千万ドルに達した。存在するデータによれば、本年度の輸入成長が継続している。

 昨年、政府の対外債務は、92億5千万ドルに達した。2001年度と比較して、債務は、ほぼ20億ドル増加した。ハタミ大統領の指摘によれば、2002年末現在、 全対外債務(返済期限が迫ったもの、並びに将来返済すべきものを含む。)は、264億ドルに達した。

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最終更新日:2004/03/15

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