特別共和国親衛隊第3旅団

 1998年6月現在、第3旅団は、将校75人と下士官・兵2,260人から成った。その本部は、 高速道路インターチェンジのバグダッド・ゲートの後ろ、Tajiに位置した。以前、人民軍学校と呼ばれた。

 部隊の任務は、効果的な攻撃旅団となることである。

 旅団は、各種車両を使用する。約100両の日産のバス及び日野の自動車、並びに2門の機動106mm迫撃砲が、各大隊に配属されている。大隊はまた、ランドクルーザー及びメルセデス280モデル、並びにトヨタの小型トラックも使用するという。

 旅団の下級部隊が使用する武器は、以下のように割り当てられている。

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機動106mm迫撃砲(各大隊に2門)

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82mm迫撃砲(各大隊に8門)

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60mm迫撃砲(各大隊に12門)

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BKC(各小隊に10挺)

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RPG7(各小隊に10門)

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RBK(各小隊に10挺)

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ロシア製カラシニコフ

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対空機関砲(単装、連装及び4連装)、中隊専用のストレラ・ミサイル

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空港の57mm対空機関砲

■第3大隊(戦闘)

 第3大隊本部は、Mahmoodieh道上のAl-Doorehに位置する。古い検問所の背後には、本部に続く小道(2〜3km)がある。

 部隊は、攻撃命令の実行を任務とする戦闘大隊である。

 Fao攻勢で撃破された部隊は、後に再建された。

■第9大隊(戦闘)

 第9大隊本部は、Al-Tharthar湖近隣に位置する。

 部隊は、サダムのTharthar宮殿の防護と、Tikrit方面、及びHabaniyeh観光都市からThartharに続く私道上の検問所及び私服巡察の設置を任務とする。

 1998年6月、大隊は、5個小隊から成る。

■第10大隊(戦闘)

 第10大隊本部は、高速道路インターチェンジ近隣のMosul方面からバグダッド・ゲートの後ろ、第3旅団本部の近くに位置する。建物は、以前、人民軍学校と呼ばれ、今、軍事産業省が所有する会社の直近に存在する。

 部隊は、外周機動を任務とし、7個小隊から成る。

■第12大隊(戦闘)

 1998年6月現在、部隊が最近設立されている。その本部は、第11大隊の直ぐ近く、Tajiへの道路上(駐屯地内のBa’ath広場)に位置する。

 部隊は、Taji方面からのバグダッドの防護を任務とする(第11大隊と同じ責任)。

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最終更新日:2004/03/15

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