第17部隊

アル-アムン・アル-リアサ

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 第17部隊(アル-アムン・アル-リアサ、「指導部の安全」)は、選抜された大統領親衛部隊で、正式な任務は、パレスチナ暫定自治区の指導者及び緊要施設の警備である。その外、「第17部隊」の部隊は、国家保安軍軍人と一緒に作戦警戒に参加し、パレスチナ野党の鎮圧に関する特殊作戦を遂行した。70年代初め、PLO指導者の防護のために、ミュンヘン・オリンピックでのテロ行為(1972年)の組織者の1人、アリ・ハサン・サラムにより創設された。

 「第17部隊」の総員数は、3,300人であり、その内、2,000人は、従来通り、3個大隊に分かれて、ガザ地区に駐屯している。ガザには、「第17部隊」の本部庁舎があり、フェイサル・アブ‐シャラフの指揮下で行動する。イウデヤ及びサマリヤにおいて、「第17支隊」の部隊は、マフムド・ダムラが指揮した。軽火器(自動小銃及び機関銃)の外、「第17部隊」には、ソビエト製装甲車BRDM-2×15両が装備されていた。

 この部隊の軍人は、茶・緑色の迷彩服又は灰色の制服を着用し、袖には、「17」の袖章(数字は、「パレスチナ」の地図の形で描かれている。)がある。「第17部隊」の偵察グループに属する者は、赤ベレーである。白色のスポーツシャツと制服のズボン及び短靴の組み合わせがしばしばある。

 「第17部隊」には、数十人から成るアラファトの個人警護(指揮官:ユスフ・アブダッラ、「ユスフ博士」)が従属する。アラファトの警護官は、黒色の制服と黒ベレーを着用し、左腕には、赤い腕章がある。外国製の拳銃と機関拳銃を装備する。

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最終更新日:2005/01/17

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